まず結論
cache_results は、取得した投稿情報を WordPress のオブジェクトキャッシュへ追加するかを決める引数です。通常は既定値に任せます。
false にすれば必ず速くなるわけではありません。同じ投稿を後続処理でも使うなら、キャッシュを止めたことで読み直しが増える場合があります。
どういう時に使うか
大量の投稿を一度だけ処理するバッチや、取得後に投稿情報を再利用しない処理で検討する引数です。通常の一覧表示で最初に触る項目ではありません。
判断する時は、クエリの実行時間だけでなく、その後に get_post() やテンプレートタグで同じ投稿を読むかも確認します。
永続オブジェクトキャッシュを使う環境では既定の扱いが変わることがあります。ローカルだけの計測で本番値を決めない方がよい項目です。
近い引数との違い
cache_results は投稿情報全体のキャッシュ方針に関わります。update_post_meta_cache は投稿メタ、update_post_term_cache はカテゴリーやタグの先読みに絞った引数です。
3つをまとめて false にするのではなく、取得後に何を読むかで分けます。タイトルとURLだけ使う処理と、メタやタームを表示するカード一覧では適切な値が異なります。
Builderでの扱い
WP Query Builder では直接指定できますが、初期値のまま生成するのが基本です。性能を測る目的がある時だけ明示します。
変更する場合は、同じ条件でキャッシュ有効・無効を比べ、クエリ回数と表示時間の両方を見ます。体感だけで最適化済みにしません。
使いどころ・避けどころと実践確認
大量の投稿を一度だけ処理し、取得後に同じ投稿情報を読み直さないことを計測で確認できた時だけ変更候補にします。
通常のテンプレート表示や、後続でテンプレートタグを使う一覧では、速そうという理由だけで false にしません。
永続オブジェクトキャッシュの有無で既定動作と効果が変わるため、ローカルで1回測った時間が本番にも当てはまるとは決めつけません。
この引数は速さを直接決めるスイッチではなく、取得後に同じ投稿を再利用するかで適切な値が変わります。
同じ $args で有効・無効を複数回実行し、クエリ回数、処理時間、後続の投稿読み込みを同じ環境で比較します。
WordPressの仕様で確認するポイント
公式リファレンスの Caching Parameters では、cache_results と2つの関連キャッシュ引数をまとめて確認できます。
既定値だけでなく、永続オブジェクトキャッシュがある場合の注記も確認してから採用します。
公式リンク
公式ドキュメント
最後は、値を変える目的と、変えた時に失う情報を一緒に確認します。
最後に確認したいこと
- 通常は既定値に任せた
- 取得後に同じ投稿情報を再利用するか確認した
- 本番に近いキャッシュ構成で計測した
- 関連する2つのキャッシュ引数と役割を分けた
公式リファレンス
仕様や原文の説明も確認したいときは、公式ドキュメントと整理ページをあわせて見ると理解しやすくなります。
この記事の検証情報
検証環境
- WordPress
- 7.1
- PHP
- 8.3.33
- テーマ
- wpq-media + DDEV
- 対象
- カスタム投稿 / taxonomy / meta_query
更新履歴
- 2026年5月26日 glossary 用の初回ドラフトを作成
- 2026年8月15日 公式資料を再確認し、用語集として本文と判断材料を再構成
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