まず結論
ignore_sticky_posts は、固定表示投稿を先頭へ持ち上げる特別扱いを無視する引数です。固定表示投稿そのものを除外する引数ではありません。
通常の orderby どおりに並べたい時に使います。除外したい場合は、別の条件が必要です。
どういう時に使うか
新着順や更新順を崩したくない一覧で、固定表示投稿だけが先頭へ移動するのを避けたい時に指定します。
true にしても、固定表示投稿が通常の条件に合えば結果には含まれます。『表示しない』ではなく『特別扱いしない』と覚えると間違いにくいです。
固定表示の影響はホームのメインクエリと独自クエリで見え方が異なるため、実際の固定投稿を用意して確認します。
近い引数との違い
orderby は並び順の基準、ignore_sticky_posts は固定表示投稿を先頭へ移す処理を使うかどうかです。
固定投稿を結果から外すなら、その投稿IDを post__not_in へ渡すなど、除外条件として扱います。
Builderでの扱い
WP Query Builder では直接切り替えられます。ラベルは『固定投稿を除外』ではなく『固定表示の優先を無視』とします。
プレビューでは、固定投稿が消えるのではなく通常位置へ戻ることまで確認できると誤解を防げます。
使いどころ・避けどころと実践確認
固定表示の優先順を無効にし、通常の並び順だけで一覧を作りたい時に使います。
固定投稿そのものを取得対象から除外したい場合は、この指定だけでは目的を満たしません。
名前から除外機能だと誤解しやすいものの、変わるのは主に先頭へ持ち上げる扱いなので、表示IDを確認します。
固定投稿を先頭へ出さないことと、取得結果から固定投稿を消すことは別の要件です。
固定投稿と通常投稿を同じ条件へ置き、指定前後のID順と総件数を比較して、除外ではないことを記録します。
WordPressの仕様で確認するポイント
公式の WP_Query リファレンスで Sticky Post Parameters と既定値を確認します。
固定投稿の除外とは書かれていない点を読み飛ばさないことが、この引数では特に大切です。
公式リンク
公式ドキュメント
最後は、値を変える目的と、変えた時に失う情報を一緒に確認します。
最後に確認したいこと
- 固定投稿を除外する引数ではないと理解した
- 通常の並び順へ戻す目的か確認した
- 除外が必要ならpost__not_inを検討した
- 固定投稿を用意して実際の位置を確認した
公式リファレンス
仕様や原文の説明も確認したいときは、公式ドキュメントと整理ページをあわせて見ると理解しやすくなります。
この記事の検証情報
検証環境
- WordPress
- 7.1
- PHP
- 8.3.33
- テーマ
- wpq-media + DDEV
- 対象
- カスタム投稿 / taxonomy / meta_query
更新履歴
- 2026年5月26日 glossary 用の初回ドラフトを作成
- 2026年8月15日 公式資料を再確認し、用語集として本文と判断材料を再構成
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